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キャッスル

Castle
放映:米ABC 2009/3/9 – 2016/5/16(season 8で完結)

米ABCの「Castle」(邦題:「キャッスル/ミステリー作家のNY事件簿」、FOXチャンネル放映時「ミステリー作家は事件がお好き」)は、ミステリー作家のリチャード・キャッスルが、事件をきっかけにニューヨーク市警のコンサルタントとなり、ベケット刑事たちと共に捜査や推理をしていく、一話完結型のドラマです。

ハードボイルド探偵デリック・ストームを主人公にしたシリーズが続々ベストセラーとなり、成功者となったキャッスル。しかし、新作の出版記念パーティーで、担当編集者の元妻に、しばらく筆が止まっていることを指摘されます。

一方、ニューヨーク市警のケイト・ベケット刑事は、殺人事件の現場へ。赤いバラで全身覆われ、目にはヒマワリの花という遺体を見て、同じ状況がキャッスルの小説にあったと気づきます。別の事件でも小説の設定が使われていたため、キャッスルから話を聞き、ファンレターを提供してもらいます。また、捜査チームは過去の著作からも犯人に結びつきそうな鍵を探すことにしました。

キャッスルは日頃から執筆のために犯罪心理などを考察しており、まずは謎に惹かれて協力を申し出ます。一つの答えが見つかっても、キャッスルの観察と分析により、事件に新たな面が見えてくるのでした。

最初のエピソードで一緒に行動したベケット刑事の姿にインスパイアされ、キャッスルは彼女をモデルに「ニッキー・ヒート」というキャラクターを生み出し、「リサーチ」ということで警察に出入りすることになります。

いたずら好きでふざけた言動が多いキャッスルや、ダブルボケのようなライアンとエスポジートの刑事コンビの存在で、コメディ要素が強めに感じられます。お堅く真面目に見えるベケット刑事も、実は結構なおたく寄りキャラクターであることがわかってきます。

なお、キャッスルの本は実際にリチャード・キャッスル名義(中の人はTom Straw)で次々と出版され、アメリカではベストセラーリストに入りました。うち「ニッキー・ヒート」シリーズ2冊は日本語版がヴィレッジブックスから出ています。

配信

DVD

参考

※ 配信の有無・見放題の範囲は変わることがあります。最新情報は各配信サイトでご確認ください。

※ Amazon PrimeのボタンおよびDVDのタイトルはAmazon.co.jpの商品紹介ページにリンクしています。本サイトはAmazonのアソシエイトとして、適格販売により収入を得ることがあります。

登場人物

Richard "Rick" Castle リチャード・キャッスル(演 Nathan Fillion)
ミステリー作家。「デリック・ストーム(Derrick Storm)」が主人公のシリーズがベストセラーになり、大金持ちになった。2度離婚していて、一人娘アレクシス(Alexis)と元女優の母マーサ(Martha)と暮らしている。父を知らずに育った。刑事ベケットの存在にインスパイアされ、新たな主人公「ニッキー・ヒート(Nikki Heat)」のシリーズを書き始める。顔が広く、本のファンでもある市長のコネを使ってベケットたちのコンサルタントになる。
Katherine "Kate" Beckett ケイト・ベケット(Stana Katic)
ニューヨーク市警(NYPD)殺人課の刑事。刑事としてはプロに徹しているが、プライベートでは多趣味で冗談が通じ、奔放なところもある。刑事を志した理由の一つは、かつて母を殺害した犯人を探すことだった。
Javier Esposito ハヴィエル・エスポジート(Jon Huertas)
NYPDの刑事でベケットのチームに所属。以前は陸軍特殊部隊にいて、イラクに派遣されたこともある。スペイン語が話せる。ライアンとは公私ともに相棒の間柄。
Kevin Ryan ケヴィン・ライアン(Seamus Dever)
NYPDの刑事でベケットのチームに所属。以前は麻薬捜査をしていた。3人の姉がいる。
Lanie Parish ラニ・パリッシュ(Tamala Jones)
監察医。ユーモアがあり、ベケットが心を開いて話せる友人でもある。キャッスルの本のファンで、キャッスルを歓迎している。
Alexis Castle アレクシス・キャッスル(Molly Quinn)
キャッスルと最初の妻メレディス(Meredith)の娘。父親が子供っぽいのに対し、しっかりしている。シーズン5で大学に進学。
Martha Rodgers マーサ・ロジャーズ(Susan Sullivan)
キャッスルと同居している母親。かつてブロードウェイなどで活躍した女優。