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Photoshopの生成AIが考えた「Give me a two!」

SWATの「Give me a two!」

SWAT隊員が言いました。

Give me a two!

【パッと見た感じ】
2を1個くれ!

【SWATの場合】
突入用意!/確認!/合図!/カバーして!

特殊部隊が危険な場所に突入する任務で「two!」と声をかけあう場面がみられます。

ドアを破って数人で行く前などに、後続メンバーがついてきていて、バックアップされているかを確認できるわけです。

現在は突入時には声など出さず、静かに行くとのことです。実際のSWATオペレーターとみられる方が、Quoraで質問に答えていらっしゃいました。

昔は、この「two!」という合図があったそうです。後ろを見ず、銃を構えたまま背後を確認するためとのこと。

今はドラマの演出になっていて、「S.W.A.T.」脚本チームはツイートで「tactical call used to verify formation and backup」と言っています。

後続メンバーは前の人の肩をタップしてこれに答えます。なお、状況によっては、ドラマでも音を出さずに手で合図して突入しています。

次の例では、メンバーがドアの前に集まって、名前を呼ばれたルカが、ドアをブリーチングラム(breaching ram、battering ram、バタリングラム、破城槌、円筒状のドア破り器具)で破りました。

Hondo: Give me a two! Luca! (S.W.A.T. 1-2)

次の例の突入では、ルカがSWATのトラックでドアを引っ張って破り、先頭のクリスが「カバーして」というように、リーダーのホンドーが後続を導くように「two」と言っています。

Chris: Give me two, give me two!

Hondo: Two, two, two! (S.W.A.T. 1-8)

ニューヨーク市警察(NYPD)でSWATのような危険任務にあたっているのはESU(Emergency Service Unit、緊急出動部隊)で、「エレメンタリー」でもESUが突入時に「two」を使っていました。

ESU officer 1: Move, move, move!

ESU officer 2: Give me two, give me two. (Elementary 7-12)

参考