取調室の「you’re looking at a lot of time」
刑事が被疑者に言いました。
【パッと見た感じ】
あなたは長い時間を見ている。(時間を超越した存在?)
【取調室の場合】
刑期は長くなるだろうな。
取調室に連れてこられた関係者が、事件について知っているはずなのに言おうとしないことがあります。
ドラマの捜査官はたびたび、情報を得るために「言わないと共犯者ということになりますよ、そうすると刑期はこうなる見込みですね」といったプレッシャーをかけます。
この方法は一般人や、仮釈放中の人物を揺さぶるのに適しています。海千山千の犯罪者が相手だと、刑を軽めにするなどの司法取引を持ちかけることが多くなるでしょう。
Ryan: Here’s your situation, <関係者名>. Your girl <人名> says she stole the victim’s keys for a friend of yours. That makes you an accessory.
<関係者名>: No, man, I swear to God, I didn’t know he was gonna do this!
Esposito: Yeah, well, good luck getting a jury to buy that. You’re looking at a lot of time, Mr. <関係者名>. (Castle 6-5)
ライアン「<関係者名>、君の立場はこうなる。君の彼女の<人名>によると、彼女は被害者の鍵を、君の友人のために盗んだそうだ。だとすると君は共犯者になる」
<関係者名>「違う、嘘じゃない、あの男がこんなことをするつもりだなんて全然知らなかった!」
エスポジート「ああ、そうか、陪審員が信じてくれるといいな。長い刑期になりそうだね、<関係者名>さん」
「looking at」の後には、刑期や罪名が入ります。
So you’re looking at life, no parole, unless you want to help us out. (S.W.A.T. 2-10)
これだとお前は仮釈放なし終身刑の見込みだな、こちらに協力するなら話は変わるが。
※ 「life in prison with no parole」の短い言い方。
You’re looking at robbery, leaving the scene, failure to report an accident. That’s a lot of years, man. (CSI 5-11)
君が問われる罪は窃盗、現場からの逃走、事故の報告義務違反などだ。相当長いお勤めになるぞ。