お言葉ですが
上司や先輩、社会的地位のある人などに反論するときの枕詞が「with all due respect」です。「お言葉ですが」「言わせていただきますが」に相当します。
わざわざ「然るべき敬意」をもって言おうとするのですから、否定的なこと、皮肉、命令に従わない言い訳、無知の指摘などが続きがちです。
短い「with respects」「respectfully」や、「Permission to speak freely?」(言わせていただいていいですか?)も使われます。
言われる側はこの前置きを耳にしたら身構えるでしょう。
ただし、特にネガティブな裏はない場合もあります。言う人の丁寧さや、その場面の軍隊らしさ、序列のある組織らしさが表れているだけのこともあります。